回路設計・研究の経験から
ものづくりの現場へ
岡山工場 プロセス技術課勤務T・Hさん
INTERVIEW
入社までの経緯
入社までの経緯
大学では電子工学を専攻していました。
普段の生活の中で使用しているテレビ・パソコン・携帯電話に組み込まれている半導体に興味があり、大学では集積回路の設計や作成及び評価という一貫した研究を行いました。
自ら図面を作製し、北九州学術研究都市の共同研究開発センターの設備にて実際にウェハー加工する機会にも恵まれ、その頃より”ものづくり”に関する仕事に携わりたいと考えるようになりました。
フェニテックの先輩社員の方との共同研究でしたので、会社のお話もよくさせて頂きました。ワークライフバランスを考慮してくれる環境や実務内容が私のやりたいことでしたので、是非フェニテックで働きたいと思い入社しました
現在担当している業務
現在担当している業務
現在はプロセスエンジニアの業務をしています。
製品は複数の工程を経て完成となりますが、私が担当しているのはSiウェハーに薄膜形成する工程で、新製品の条件出しや生産性改善、品質改善業務などに取り組んでいます。
改善業務では装置の管理方法を見直すことや条件変更を検討します。
何かを変更することはトレードオフが伴うこともあり、慎重に判断する必要があります。担当している工程では良い結果が得られたとしても、次工程で不具合が発生することもあるので、他工程の担当者ともしっかりと連携を取り、評価・データ検証することが求められます。
業務を進める上で気を付けていることはスケジュール管理と情報共有です。
「報告・連絡・相談」は入社15年以上たった今でも心がけていることです。
様々な仮説を考慮して
問題解決をアプローチする。
様々なな仮説を考慮して問題解決をアプローチする。
仕事のやりがい
仕事のやりがい
なかなか思うように進まない仕事もあり、壁に阻まれることもあります。
しかし、諦めず地道にコツコツとやってきたことが実を結び、「ありがとう」の感謝の言葉や「よくやった」「すごいね」などの仕事の成果が認められる言葉を掛けて頂いた時が嬉しいです。
自分のやってきたことが、お客様やフェニテックにとってプラスに働いていると感じられる瞬間です。
今後の目標
今後の目標
人それぞれ、立場によっても優先事項が異なるケースがあるので、物事に対する視野を広く持ち、総合的に判断し仕事を進めることが出来るようになりたいです。
そのために、常日頃より心がけていることは人の話(意見や考え)を聞くことです。
私が取り組んでいる業務は多くの方々との繋がりで成立しています。決して1人で完結することはできません。
関わる人それぞれの考え方を理解し業務を進める為に、現在担当している部署や工程に関わらず知識の幅を広げ経験を積んでいきたいです。